【銘柄フラッシュ】ネットワーク障害が起きセキュアヴェイルなどのサイバー攻撃対策株が急伸

銘柄

 25日は、「昼過ぎから一部ネット証券やメルカリ、NTT東日本、OCNなどの多数のネットワークサービスにアクセスしづらいとの報告が相次ぎ」(ロイター通信:東京25日16時前)、インターネットの接続障害、ネットワーク障害が言われ、サイバー攻撃対策などの軽量株が動意を活発化。セキュアヴェイル<3042>(JQG)は後場から急伸し10.1%高、同じくテリロジー<3356>(JQS)も9.5%高、アークン<3927>(東マ)は一段高となり7.8%高。

 東証1部の値上がり率1位がビジネスブレイン太田昭和<9658>(東1)となり、業績予想の増額と、グループ会社に兼松エレクトロニクス<8096>(東1)が出資する資本業務提携の発表が好感されてストップ高の27.4%高。

 値上がり率2位は株価ひとケタのキムラタン<8107>(東1)となり、1円高の7円でも16.7%高。

 3位はオープンドア<3926>(東1)となり、旅行情報比較サイトの機能拡大効果などが言われて16.4%高となり上場来の高値。

 エンビプロ・ホールディングス<5698>(東2)はNEDO(国立研究開発法人、新エネルギー・産業技術総合開発機構)がタイ国で行う資源循環関連プロジェクトの実証試験にグループ会社の取り組みが採択されたことなどが蒸し返されてストップ高の16.7%高。

 アセンティック<3565>(東マ)はNVIDIA(エヌビディア)社とのパートナー契約が好感されてストップ高の15.7%高。山王<3441>(JQS)は特許取得や好業績を再評価する動きの再燃に乗りストップ高の15.1%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る