東映アニメーションが上場来の高値、好業績株への注目再燃し初の1万1000円台

株式市場 銘柄

■「ドラゴンボール」シリーズなどの各種アプリゲーム好調

 東映アニメーション<4816>(JQS)は31日、再び上値を追う展開となり、10時30分にかけては6%高の1万1180円(630円高)前後で推移。2000年の株式上場以来、初めて1万1000円台に乗った。四半期決算の発表が一巡し、好業績株をあらためて選別して注目し直す動きが再燃したとの見方が出ている。

 「ドラゴンボール」シリーズなどの各種アプリゲームが当初の見込みを上回って好調に推移しているとした。3月通期の連結純利益の見通しは従来予想を40%引き上げて63億円の見込みとし、増額後の今期予想1株利益は461円81銭とした。(HC)

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