ANAホールディングスは発行株数の7.14%に当る自社株買いなど好感し高値更新
- 2017/9/4 09:56
- 株式投資ニュース
■全体相場が様子見気分を強めていることもあり選別買いを集める
ANAホールディングス<9202>(東1)は4日、続伸して始まり、取引開始後に9%高の427.5円(8.2円高)まで上げて2008年4月以来の高値に進んだ。8月31日に発行済株式総数の7.14%に相当する自己株式の取得(自社株買い)とユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債の発行を発表し、株式価値の向上と資金調達効果が材料視されている。
全体相場が北朝鮮の核実験を受けて様子見気分を強めていることもあり、こうした株価材料のある銘柄を選別買いする様子がある。18年3月期の連結業績は純利益などが連続で最高益を更新する見通しで、値動きもジリ高基調の中で弾みがついてきたと注目を強める様子がある。(HC)