きんえいは新スクリーン「プラスワン」を活用した効率的な増収施策を実施したことに加え、上映作品に恵まれ、当初予想を上回る見込み

■5日引け後に、第2四半期業績予想の上方修正を発表

 近鉄グループの興行会社、きんえい<9636>(東2)は、新スクリーン「プラスワン」を活用した効率的な増収施策を実施したことに加え、上映作品に恵まれたこともあり、当初予想を上回る見込みとなった。

 そのため、5日引け後に、第2四半期業績予想の上方修正を発表した。

 今期18年1月期第2四半期業績予想の売上高を1億06百万円、営業利益を51百万円、経常利益を52百万円、純利益を38百万円上方修正した。
 その結果、第2四半期業績予想は、売上高18億36百万円(前年同期比7.93%増)、営業利益1億41百万円(同29.35%増)、経常利益1億42百万円(同30.27%増)、純利益88百万円(同20.54%増)を見込む。

 18年1月通期業績予想は前期比ベースで、売上高0.5%増、営業利益3.0%増、経常利益1.9%増、純利益6.5%増を見込んでいる。

 ちなみに進捗率を比較すると、売上高51.57%(前年同期48.02%)、営業利益74.21%(同59.23%)、経常利益74.73%(同58.60%)、純利益80.0%(同70.87%)と今期の進捗率が高いことから通期の上振れも期待できる。

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