大林組が逆行高、「宇宙エレベーター」構想など注目され材料株物色に乗る

■6日13時から同社の研究開発チームが「真空展2017」で特別講演

 大林組<1802>(東1)は6日、朝方に1292円(12円高)まで上げたあとも堅調で、11時を過ぎては1288円前後で推移。日経平均などの主な株価指数が軟調続落の中で逆行高となっている。連続最高益の見込みである上、このところ材料株物色が活発なため同社の「宇宙エレベーター」構想を材料視する様子がある。

 「宇宙エレベーター」は、地球と宇宙をつなぐケーブルで人や物資を宇宙に運ぶ、完成すれば全長約10万キロメートルの人類史上空前の構造物。6日、13時から同社の本社宇宙EV要素技術実証研究開発チーム幹事・石川洋二氏の特別基調講演が「真空展2017」(9月6日~8日、パシフィコ横浜)で開催の予定とされ、これを挙げて注目する様子がある。聴講は無料(先着300名、12時50分締め切り)とのことだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る