【株式市場】朝方は全般に下押すが水産株や建設株など高く日経平均は次第に持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは1万9325円87銭(59円94銭安)、TOPIXは1587.51ポイント(3.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億5179万株

チャート10 6日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反落などを受けて自動車株や電気・精密株が安く始まり、日経平均は朝方に131円14銭安(1万9254円67銭)まで下押す場面があった。ただ、大成建設<1801>(東1)などの建設株や機械株の一角などは強く、マルハニチロ<1333>(東1)も高い。日経平均も時間とともに持ち直し、前引けは59円94銭安(1万9325円87銭安)となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安いが東証2部指数は高い。

 引き続き防衛産業関連株の石川製作所<6208>(東1)や技研興業<9764>(東2)などが急伸し、ティーケーピー<3479>(東マ)は提携するアパホテルとともに空間再生流通事業の拡大などが好感されて大幅反発。夢みつけ隊<2673>(JQS)は業績回復期待などが言われて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は8億5179万株、売買代金は1兆443億円。1部上場2024銘柄のうち、値上がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は1097銘柄となった。(HC)

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