【銘柄フラッシュ】技研興業などが「核電磁パルス攻撃」対策で活況高となりTKPなども高い

銘柄

 6日は、東証1部の値上がり率1位が阿波製紙<3896>(東1)となり、核爆弾を空中で爆発させた際に発生する電磁波によって電子機器や社会インフラを破壊する「EMP(核電磁パルス)攻撃」への対策銘柄として2日連続ストップ高の14.3%高。

 2位の安永<7271>(東1)は小安く始まったが、リチウムイオン電池の寿命長期化に関する報道が同社への期待を再燃させたとされて次第高となり12.9%高と高値を更新。

 3位は石川製作所<6208>(東1)の10.0%高となり、昨日のストップ高に続き前場は21.4%高まで急伸したが後場は売り買い交錯。

 技研興業<9764>(東2)も「核電磁パルス攻撃」対策銘柄とされて3日連続ストップ高の25.0%高。プレミアムウォーター<2588>(東2)は7月の新規契約数の大幅増加などへの評価が再燃とされて急反発して16.9%高。

 リネットジャパングループ<3556>(東マ)はビックカメラとの提携が好感されて後場急伸しストップ高の16.6%高。ビーロット<3452>(東2)は東証1部への要件を満たすことを目的とする立会い外分売が材料視されて再び急伸し13.3%高。ティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)は提携するアパホテルとともに空間再生流通事業の拡大などが好感されて3.8%高と急反発。

 SEMITEC(セミテック)<6626>(JQS)は自動運転向けやIoT家電向けのセンサーが好調とされて13.7%高と急反発。東洋合成工業<4970>(JQS)は第1四半期の業績が大幅増益となり、経常利益は通期予想の5割強を確保し、純利益は同じく6割強を確保したことなどが再評価されて12.0%高の急反発となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る