【銘柄フラッシュ】技研興業などが「核電磁パルス攻撃」対策で活況高となりTKPなども高い
- 2017/9/6 17:01
- 株式投資ニュース
6日は、東証1部の値上がり率1位が阿波製紙<3896>(東1)となり、核爆弾を空中で爆発させた際に発生する電磁波によって電子機器や社会インフラを破壊する「EMP(核電磁パルス)攻撃」への対策銘柄として2日連続ストップ高の14.3%高。
2位の安永<7271>(東1)は小安く始まったが、リチウムイオン電池の寿命長期化に関する報道が同社への期待を再燃させたとされて次第高となり12.9%高と高値を更新。
3位は石川製作所<6208>(東1)の10.0%高となり、昨日のストップ高に続き前場は21.4%高まで急伸したが後場は売り買い交錯。
技研興業<9764>(東2)も「核電磁パルス攻撃」対策銘柄とされて3日連続ストップ高の25.0%高。プレミアムウォーター<2588>(東2)は7月の新規契約数の大幅増加などへの評価が再燃とされて急反発して16.9%高。
リネットジャパングループ<3556>(東マ)はビックカメラとの提携が好感されて後場急伸しストップ高の16.6%高。ビーロット<3452>(東2)は東証1部への要件を満たすことを目的とする立会い外分売が材料視されて再び急伸し13.3%高。ティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)は提携するアパホテルとともに空間再生流通事業の拡大などが好感されて3.8%高と急反発。
SEMITEC(セミテック)<6626>(JQS)は自動運転向けやIoT家電向けのセンサーが好調とされて13.7%高と急反発。東洋合成工業<4970>(JQS)は第1四半期の業績が大幅増益となり、経常利益は通期予想の5割強を確保し、純利益は同じく6割強を確保したことなどが再評価されて12.0%高の急反発となった。(HC)