【株式市場】北朝鮮の建国記念日が迫り日経平均は後場ダレるが堅調を保ち反発

株式

◆日経平均の終値は1万9396円52銭(38円55銭高)、TOPIXは1598.24ポイント(6.24ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億2648万株

チャート4 7日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜ECB(欧州中央銀行)理事会があり、北朝鮮の建国記念日が9月9日のため、明日・8日金曜日の相場は様子見になるだろうとの見方もあり、トヨタ自動車<7203>(東1)などが徐々に値を消した。日経平均は大引けまで堅調だったが、13時過ぎに一時7円78銭高(1万9365円75銭)まで上げ幅を縮小する場面があった。東証マザーズ指数は小反落となったが東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、コマツ<6301>(東1)が一段とジリ高基調になり、米国の台風被害の復興需要などが言われて2008年以来の高値。アクアライン<6173>(東マ)は8月中間決算に期待する様子が再燃し出直り拡大。セグエグループ<3968>(JQS)は6日提出分の大量保有報告書で投資会社レオス・キャピタルの保有が判明と伝わり急反発。

 東証1部の出来高概算は15億2648万株(前引けは7億6894万株)、売買代金は2兆448億円(同1兆118億円)。1部上場2024柄のうち、値上がり銘柄数は1432(同1567)銘柄、値下がり銘柄数は485(同370)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、機械、金属製品、ゴム製品、輸送用機器、倉庫・運輸、鉱業、建設、小売り、などとなった。(HC)

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