N・フィールドは10月上場ウェルビーの人気を先取る銘柄として注目強まる

株式市場 銘柄

■株価は決算発表前の水準を回復し当面の業績動向は消化済みの見方

 N・フィールド<6077>(東1)は8日、大きくで直って始まり、取引開始後に18%高の1434円(216円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに1400円台を回復した。精神科に特化した「訪問看護」事業を全国展開し、10月5日に児童発達支援や障害者の就職支援などを行うウェルビー(銘柄コード番号6556、東証マザーズ)が株式を上場するため、前人気を先取る銘柄として注目が強まってきたとの見方が出ている。

 N・フィールドは8月8日に第2四半期決算(2017年1~6月累計)を発表し、売上高は前年同期比34%増加したが、営業、経常利益はともに同32%減少した。しかし、株価は発表前の水準(8月7日の終値1367円)を上回ってきたため、当面の業績動向は消化済みになったと見ることができるようだ。今後は先々の展開に期待が強まることになる。(HC)

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