ワイヤレスゲートはAI搭載ガイドロボット「ZUKKU(ズック)」の試験導入を実施
- 2017/9/8 12:35
- IR企業情報
■「おすすめセット」をターゲット別のニーズに合わせて提案
ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供するワイヤレスゲート<9419>(東1)は、AIやLPWA等の最先端技術を駆使し、多くのIoTデバイス開発に実績を持つ株式会社ハタプロ(東京都港区)と共同で、来店客に合わせて商品のガイドができるAI搭載ガイドロボット「ZUKKU」をヨドバシカメラマルチメディアAkiba店へ17年9月14日から試験導入する。
ハタプロが開発するAI搭載ガイドロボット「ZUKKU」は、全長10cmの小型フクロウ型ロボットである。バッテリーとIoT専用SIM内臓で常時通信し、目の前にいる人の属性情報をクラウドシステムへ送り、ガイドサイネージなど他機器と連携させターゲット別に分かりやすいガイドを行う。「ZUKKU」は、ゲートウェイ機能を持ち、インプットデータはIBM Watsonをベースとしたハタプロのクラウドシステムに蓄積され、分析データ結果は他機器と連携しアウトプットすることが可能である。今回の試験導入では、アウトプットデバイスとしてHTML5で構築されたガイドサイネージを活用し、音声のみでなく画像や動画などを活用した視覚的にも分かる提案を行う。
ハタプロはこれまでも「ZUKKU」を活用し、複数の百貨店などでマーケティング支援の実証実験を行っている。今回は、ワイヤレスゲートがコンテンツを提供し、WiMAX契約とセットで購入できる家電商品の学習を初めて行うことで、「おすすめセット」としてターゲット別にニーズに合わせた提案ができるようにした。