【話題】東京・上野動物園のパンダ生後3か月になり東天紅は波打ちながらもジリ高継続

写真=東天紅のHPから

■経済効果267億円?歩くようになったら「かわいい!めんこい!」で人気沸騰の予想も

 東天紅<8181>(東1)は12日の後場、2372円(55円高)で始まり、前場に続いて2日続伸となっている。東京・上野動物園で6月12日に生まれたパンダの人気にあやかれる銘柄のひとつと位置づけられ、波打ちながらもジリ高傾向を継続中。12日は、上野動物園が生後3か月目の会見を開き、「10日行った身体測定では、赤ちゃんは体重が5400グラム、体長が62.4センチで順調に成長を続けているという」(NHKニュースWeb12日12時24分配信より)などと伝えられた。

 東天紅は、同社ホームページ「新着情報」のコーナーで、「誕生おめでとうと」の文言とともに、オンラインショップで「かわいいパンダグッズ」を販売中とし、すでにパンダ人気を先取る。この子パンダ誕生による経済効果について、ネットで検索すると、「パンダ赤ちゃん経済効果267億円、13年の楽天優勝を上回る」(日本経済新聞2017年6月12日付電子版)、「都内の経済効果は年間267億円」(毎日新聞2017年6月13日付)などが出てくる。

 やはりパンダグッズを販売しているアメ横(上野・アメヤ横丁)のあるお店では、お客の流れを見て30年というベテラン氏が、「世の中、子供が少なくなってお年寄りが増えているからね、あの子パンダが歩くようになったら、世の中のおばあちゃんなんか、かわいい!めんこい!でワンサカ訪れると思うよ」と想像を巡らせているところだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る