旭ダイヤモンドは今期第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表

■各業界向け工具とも順調に推移したことで、前回予想を上回る見込み

 切削や研磨などに使われるダイヤモンド工具で国内首位の旭ダイヤモンド工業<6140>(東1)は、今期第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期の業績は、売上高については、各業界向け工具とも順調に推移し、利益も前回発表予想を上回る見込みとなったことで、上方修正となった。

 第2四半期連結業績予想は、売上高については、前回予想を4億円、営業利益については4億90百万円、経常利益は5億50百万円、純利益は3億90百万円上方修正することになった。

 その結果、今期18年3月期第2四半期連結業績予想は、売上高218億円(前年同期比0.55%減)、営業利益17億90百万円(同19.33%増)、経常利益19億円(同39.60%増)、純利益13億40百万円(同25.70%増)と当初の減益予想から一転、大幅増益となる見込み。

 通期業績予想についても、第3四半期以降も、業績は堅調な見通しであることから上方修正となった。

 売上高を16億円、営業利益を12億40百万円、経常利益を13億10百万円、純利益を9億円上方修正した。

 その結果、今期18年3月期通期連結業績予想は、売上高436億円(前期比3.75%増)、営業利益29億円(同9.64%増)、経常利益32億20百万円(同9.34%増)、純利益22億60百万円(同9.13%減)を見込む。

 最終利益が減益予想となるのは、前期の特別利益4億19百万円の影響と思われる。

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