ツガミは自己株式の取得終了・取得結果を発表するとともに、再度の自社株買いを発表

株式市場 銘柄

■第1四半期業績は大幅増収増益で好調、利益面での上振れも期待される

 ツガミ<6101>(東1)は15日に、自己株式の取得終了・取得結果を発表するとともに、再度の自社株買いを発表した。

 7月12日から9月14日までの約2か月間の取得株数は192万9000株で消化率は96.5%、取得価額の総額は16億63百万円で消化率97.8%となった。

 同日、200万株を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は9月15日から18年3月9日の約6か月間で、取得価額の総額は19億円を上限とする。

 同社は、小型自動旋盤首位で、自動車部品、IT機器、HDD、スマートフォン向けに対応している。国内はもとより、中国、インドにも進出している。

 7月28日に発表された第1四半期連結業績は、前期比ベースで、売上高47.1%増、営業利益159.1%増、経常利益473.6%増、純利益805.9%増と大幅増収増益であった。

 第1四半期は好調であったが、通期連結業績予想は当初予想を据え置いている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高28.32%(前年同期21.10%)、営業利益34.47%(同19.39%)、経常利益35.65%(同9.37%)、純利益46.79%(同5.66%)となっていることから、利益面での上振れが予想される。

 ちなみに、東洋経済オンラインの通期連結業績予想は、同社発表の数値を大きく上回っている。

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