アスカネットが再び急伸、「広島カープ」優勝も材料に近未来技術への期待再燃

株式市場 銘柄

■スマホ動画から写真を簡単に切り出すアプリや空中結像ディスプレイ新製法に注目

 写真集制作や空中結像技術などのアスカネット<2438>(東マ)は19日、再び上値を追う展開となり、11時にかけては7%高の1997円(137)円前後で推移。13日にかけて急伸した際の2130円に迫っている。引き続き、スマートフォンの動画から「写真」を簡単に切り出せるアプリや、空中結像ディスプレイの新製法による試作品を国際技術展「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2017」(10月3~6日、千葉・幕張メッセ)で披露することなどが注目されている。

 また、本社が広島市とあって、プロ野球の広島東洋カープが18日、2年連続8度目のリーグ優勝を決め、セ・リーグ連覇を決め、2連覇は1980年以来37年ぶりと伝えられたことを材料視する様子もある。
 
 今期予想1株利益(会社側)は32円31銭のため、株価はPER60倍前後に達するが、近未来型の技術製品開発に対する株式市場の期待度は強いようで、17年3月には2514円の年初来高値をつけた。東証マザーズ指数は日経平均やJASDAQ平均などに比べて回復が遅いが、マザーズ指数も出直りを強めれば、一段と値動きが軽くなるとの見方が出ている。(HC)

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