【株式市場】NYダウの5日連続最高値など好感されTOPIXは2年ぶりの高値に進み日経平均も一時294円高

株式

◆日経平均の前引けは2万197円56銭(288円06銭高)、TOPIXは1660.70ポイント(21.76ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6548万株

 19日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの7日続伸、5日連続最高値などが好感され、株価指数の先物が先行高していた上、トヨタ自動車<7203>(東1)などが強く始まり、日経平均は218円高で始まった後もジリジリ上値を追い、11時30分にかけて294円80銭高(2万204円30銭)まで上げた。前引けも288円06銭高となり、取引時間中としては8月8日以来の2万円台回復となった。TOPIXは2015年8月以来の高値に進み、東証2部指数、日経JASDAQ平均は2000年に入っての高値を更新。マザーズ指数も高い。

 米国が量的緩和の縮小に進む可能性を強め、米金利が上げたため、第一生命ホールディングス<8750>(東1)などの金融株が上げ、平均株価の上昇を受けて証券株も強い。イムラ封筒<3955>(東2)は衆議院解散・選挙の観測報道を材料に買い気配のままストップ高。アスカネット<2438>(東マ)はプロ野球「広島カープ」のリーグ連覇も言われて活況高。

 東証1部の出来高概算は9億6548万株、売買代金は1町4158億円。1部上場2028柄のうち、値上がり銘柄数は1573銘柄、値下がり銘柄数は371銘柄となった。(HC)

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