本日上場のPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は買い気配のまま公開価格の35%高(10時10分現在)

株式市場 IPO 鐘

■アルゴリズムソリューションを展開するAI(人工知能)関連銘柄

 22日新規上場となったPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)<3993>(東マ・売買単位100株)は、アルゴリズムの研究を行う技術者・研究者が2012年に創業し、17年現在は、主に自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムソリューションを展開する。

 公開価格は2400円。買い気配で始まり、10時10分を過ぎては公開価格を35%上回る3240円の買い気配。まだ売買が成立せず、初値はついていない。

 会社発表の2017年9月期の業績予想(連結)は、売上高が前期比6.3%減の8億9000万円、営業利益は同28.9%増の3億6100万円、純利益は同1.4%減の2億3000万円、予想1株利益は21円47銭。

 公開価格でのPERは100倍を超えるが、たとえば比較対象銘柄として、AI(人工知能)関連事業を展開するユーザーローカル(3984)をみると、今期予想1株利益から見たPERが96倍前後になる。(HC)

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