双信電機が2年ぶりの高値、北朝鮮の水爆実験示唆など材料に連想買い集まる

株式市場 銘柄

■ノイズ除去フィルターで知られ核爆発による「電磁パルス攻撃」など連想

 双信電機<6938>(東1)は22日、後場も急伸したまま売買をこなし、13時を過ぎては11%高の445円(45円高)前後で推移。東証1部の値上がり率3位に躍進している。通信機器や産業機器などのノイズ除去フィルターで知られ、同日午前、「北朝鮮外相、太平洋でかつてない規模の水爆実験示唆=聨合ニュース」(ロイター通信)などと伝えられたため、以前、北朝鮮が言及した核爆発による「電磁パルス攻撃」などを連想して注目する動きが集まったとの見方が出ている。

 業績は2017年3月期に連結純利益が2期連続赤字だったが、今期・18年3月期は黒字転換する見通し。まだ予想1株利益の絶対額が小さいため、株価はPER30倍を超えるが、400円台は2015年8月以来2年ぶりになり、業績の一段回復を先取る様子を見せている。(HC)

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