石川製作所が上場来の高値、北朝鮮の「先制予防措置」など材料視

株式市場 銘柄

■取引開始後に15%高と急伸し初の3000円台に乗る

 石川製作所<6208>(東1)は25日、大きく上値を追って始まり、朝方に15%高の3130円(415円高)まで上げて無償増資(現在の株式分割)など調整後の上場来高値を更新した。国連総会で北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が「容赦ない先制行動で予防措置を取る」などと演説し、米トランプ大統領との「舌戦」が一段とヒートアップする印象があり、思惑買いが強まっている。

 北朝鮮のミサイルや核兵器による不透明感をリスクヘッジできる銘柄として注目されている。8月中旬から動意を活発化させて波状高の相場になっており、チャート妙味も強まっているようだ。2000円の大台に乗った後は半月ほど一進一退を続け、いわゆる「大台固め」になった。このため3000円の大台乗せ後はどのような展開になるか注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る