ダイケンは第2四半期、通期業績予想の修正を発表

■第2四半期の利益は比較的利益率の高い製品の売上が伸び、設備投資効果もあり、前回予想を大幅に上回る見込み

 建築金物のダイケン<5900>(JQS)は26日、第2四半期、通期業績予想の修正を発表した。

 18年2月期第2四半期業績予想の売上高は、前回予想を41百万円下回る50億59百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は27百万円上回る1億07百万円(同35.44%増)、経常利益は33百万円上回る1億13百万円(同43.04%増)、純利益は25百万円上回る75百万円(同56.25%増)と増収大幅増益を見込む。

 売上高は前回予想を下回るものの、利益面では比較的利益率の高い製品の売上が伸びたことと、設備投資効果などの影響で前回予想を大幅に上回る見通しとなった。

 第2四半期は大幅な増益見通しとなったこともあり、利益面での上方修正となった。

 18年2月期通期業績予想は、売上高は前回予想通りの109億円(前期比4.78%増)、営業利益は50百万円上回る5億円(同3.73%増)、経常利益は40百万円上回る5億円(同2.46%増)、純利益は20百万円上回る3億円(同3.85%減)を見込む。

 PBR0.41倍と割安感が強いことから、株価の見直しが予想される。

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