日本海洋掘削など後場一段と強含む、海底熱水鉱床からの鉱石引揚げ成功など好感

株式市場 銘柄

■三井海洋開発は昨年来の高値、原油価格の上昇も好材料として作用

 日本海洋掘削<1606>(東1)は27日、後場一段と強含んで2220円(133円高)まで上げ、7月20日以来、ほぼ2ヵ月ぶりに2200円台を回復している。三井海洋開発<6269>(東1)も一段と強含み、2790円(64円高)まで上げて昨年来の高値を更新。26日から27日朝にかけて、「海底熱水鉱床から鉱石引き揚げ、世界初の実験に成功、沖縄近海1600メートル、商業化に向け前進」(サンケイニュース9月26日18時過ぎ配信)などと伝えられ、海洋掘削関連銘柄が人気化している。

 両銘柄には、原油価格の上昇も好材料として作用しているようだ。原油価格は、米国25日に指標銘柄のWTI原油先物11月物が1バレル52ドルに乗り、17年4月以来、約5ヵ月ぶりの高値水準に達した。(HC)

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