昭和電工が9年ぶりの高値、米国での事業進展を好感

株式市場 銘柄

■来期最高益の予想もあり乗り遅れまいとする買いが入りやすい様子

 昭和電工<4004>(東1)は28日、飛び出すように上値を追って始まり、取引開始後に8%高の3595円(255円高)をつけて2008年以来の高値に進んだ。米国で進めているドイツ企業の黒鉛電極事業の譲渡について、米司法省が認めたと伝えられ、好感されている。

 業績は拡大傾向が続いており、「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号の予想では、2018年12月期の連結純利益が07年12月期以来の最高益を更新する数字を出している。株価は右肩上がり基調を続けているため、下げれば逆張り買いが入りやすく、上げれば乗り遅れまいとする買いが入りやすいとされている。(HC)

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