パイプドHD高値に接迫る、小池新党「希望の党」巡り「政治山」脚光の期待

株式市場 銘柄

■続けて最高益を更新する見込みのため期待や思惑が働きやすいとの見方

 パイプドホールディングス<3919>(東1)は28日、4日続伸基調となって出直りを強め、取引開始後に1255円(16円高)となっている。情報資産プラットフォーム事業などを行い、グループ企業が政治・選挙情報サイト「政治山」を運営するため選挙関連銘柄とされる。衆議院の解散・選挙に向けて、小池百合子東京都知事の新党「希望の党」に民進党が合流すると伝えられるなど、選挙に向けた読みが俄然、不透明になってきたとの見方があり、需要拡大の期待が出ているようだ。

 業績は拡大傾向が続き、今期・2018年2月期も連結純利益などが続けて最高益を更新する見込み。7月に年初来の高値1300円をつけ、9月19日にも1292円まで上げたばかりのため、高値更新にチャレンジする展開となっている。続けて最高益を更新する見込みのため期待や思惑が働きやすいとの見方がある。(HC)

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