【株式市場】NYダウの5日ぶり反発や円安など背景に日経平均は一時132円高となりマザーズ指数なども高い

株式

◆日経平均の前引けは2万325円52銭(58円47銭高)、TOPIXは1670.32ポイント(5.89ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億628万株

チャート15 28日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの5日ぶり反発、円安、シカゴ日経平均先物の急伸などが好感されて電機・電子部品、精密、自動車などが高く始まり、日経平均は取引開始後に132円38銭高(2万399円43銭)まで上げた。その後は伸び悩んだが、一部で日銀総裁の任期途中退任説が出たとされて長期金利が強含み、第一生命HD<8750>(東1)なども上げ、日経平均の前引けは58円47銭高(2万325円52銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 昭和電工<4004>(東1)東海カーボン<5301>(東1)が黒鉛電極事業の譲受を材料に活況高。アルコニックス<3036>(東1)は業績見通しのお大幅増額が好感されて急伸高値。ユビキタス<3858>(JQS)は業績回復傾向で量子コンピューター関連株人気とされて急伸。

 22日新規上場となったロードスターキャピタル<3482>(東マ・売買単位100株)は、不動産特化型のクラウドファンディング事業などを展開し、10時9分に公開価格1820円を37%上回る2501円で初値がつき、その後2651円まで上げて前引けは2460円となった。

 東証1部の出来高概算は7億628万株、売買代金は1兆1819億円。1部上場2026銘柄のうち、値上がり銘柄数は1117銘柄、値下がり銘柄数は790銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、保険、金属製品、繊維製品、銀行、ガラス・土石、鉱業、機械、電気機器、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る