アミューズが「君の名は。」のハリウッド版実写化を材料に大きく出直る
- 2017/9/28 15:37
- 株式投資ニュース
■東宝の発表を受け製作委員会に名を連ねるとされて連想買い
芸能プロダクションのアミューズ<4301>(東1)は28日、大きく出直る相場になり、14時40分を回っては7%高の2909円(202円高)前後で推移。2016年8月に公開して大ヒットとなったアニメ映画「君の名は。」の製作委員会に名を連ねるとされ、この配給元の東宝<9602>(東1)が28日付でハリウッドでの実写映画化を発表したため連想買いが集まったとの見方が出ている。
東宝の発表によると、「アニメーション映画『君の名は。』の実写映画化権を米パラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットに許諾し、両社とともに実写化に向けて開発を進めている」とし、「ハリウッド版実写映画は、バッド・ロボットの JJ エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛け」る。ハリウッド版の日本での配給も東宝が行うという。東宝も3965円(100円高)前後でしっかりとなっている。
アミューズの株価は2017年1月から6月にかけて1800円前後から3300円前後まで1500円高となり、その後は600円程度の調整にとどまっている。このため、テクニカル判断でも2段上げ相場に移行しやすいとの見方がある。(HC)