【株式市場】米減税期待などで主力株が強く日経平均は3日ぶりに反発し日経JASDAQ平均なども高い

株式

◆日経平均の終値は2万363円11銭(96円06銭高)、TOPIXは1676.17ポイント(11.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億358万株

チャート15 28日後場の東京株式市場は、米国の減税法案への期待などからトヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)キヤノン<7751>(東1)などが一段と強含む場面があり、日経平均は前引けの水準(58円47銭高)から時間とともに上げ幅を拡大し、14時30分にかけて本日の高値になる132円82銭高(2万399円87銭)まで上げた。大引けも高く3日ぶりに反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、任天堂<7974>(東1)も米国の減税期待などから一段高の場面があり、前引けにかけて上げ一服だったアルコニックス<3036>(東1)は業績見通しの大幅増額が好感されて再び上昇。ジーンテクノサイエンス<4584>(東マ)は中国でのバイオシミラー事業の本格稼動発表が好感されて急伸。日本ラッド<4736>(JQS)は子会社の異動に伴う特別利益が好感されて急伸。

 28日新規上場となったロードスターキャピタル<3482>(東マ・売買単位100株)は10時9分に公開価格1820円を37%上回る2501円で初値がつき、後場2694円まで上げて大引けは2620円となった。

 東証1部の出来高概算は16億358万株(前引けは7億628万株)、売買代金は2兆7403億円(同1兆1819億円)。1部上場2026銘柄のうち、値上がり銘柄数は1461(同1117)銘柄、値下がり銘柄数は494(同790)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、金属製品、繊維製品、その他製品、ガラス・土石、機械、石油・石炭、保険、銀行、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る