山下医科器械は光通信との資本業務提携を発表

■九州地区における医科向け「EPARK」の事業を共同で展開することに合意

 山下医科器械<3022>(東1)は、光通信との資本業務提携したことを発表した。

 同社と光通信は、九州地区における医科向け「EPARK」の事業を共同で展開することに合意した。光通信グループの強みであるITコンテンツとサービス展開力と、同社が九州地区で事業を展開してきた経験と知見を組み合わせることで、九州地区で医科向け「EPARK」を普及させる。

 具体的には、医科向け「EPARK」の順番待ち・時間予約機能や診察券機能を、顧客医療機関が導入することにより、患者の利便性が増し、医療機関においては集患や患者管理の充実が図られることから、同社の既存顧客はもとより新規開拓医療機関に対するサービスの提供を足掛かりに、同社の既存事業である医療機器販売への相乗効果が期待される。

 一方、光通信グループにとっては、同社の顧客基盤を活かすことで、九州地区における医科向け「EPARK」の早期展開が可能となる。

 この事業をスムースに進めるために、両社は資本業務提携を行った。その内容は、同社が、第三者割当により、光通信に同社の普通株式4万7533株を割り当てるというもの。
 さらに、光通信グループの九州地区「EPARK」事業子会社であるイーディライトは、10月20日に普通株式800株の第三者割当を行い、光通信が460株、同社が340株の引き受けを行う。

 業務提携の内容に関しては、医科向け「EPARK」の共同展開に関して、サービスの共同開発・販売協力等を行うとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る