ストライクの17年8月期は成約案件数などが好調で大幅増収増益

■今期の年間配当は2円増配へ

 ストライク<6196>(東1)は29日に、2017年8月期業績(非連続)を発表した。

 同社は、9月20日に上方修正をしており、業績は計67組(前期は48組)の案件が成約するなどし、売上高が前期比54.1%増の30億92百万円、営業利益が同44.4%増の11億50百万円、経常利益が同44.9%増の11億44百万円、純利益が同57.4%増の8億3百万円と大幅増収増益だった。

 中堅・中小企業を対象としたM&A仲介事業を中心に展開。新規顧客開拓のために2016年10月、11月に全国9ヶ所、2017年3月に全国3ヶ所、6月と7月に全国12か所でセミナーを開催した。また、税理士協同組合や証券会社等との業務提携を拡充させるなど、積極的な営業活動に取組む。人事面では、受託案件の増加に対応するため、M&Aコンサルタントを11名増員した。
 
 18年8月期の業績予想は、売上高が前期比14.2%増の35億31百万円、営業利益が同15.3%増の13億26百万円、経常利益が同16.0%増の13億28百万円、純利益が同13.2%増の9億9百万円とし、今期も収益拡大を見込む。

 なお、今期の年間配当は前期比2円増の18円に増配する方針とした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る