JSPが今世紀の高値、ノーベル物理学賞に「重力波」と伝わり関連銘柄として脚光
- 2017/10/4 10:24
- 株式投資ニュース
■シグマ光機や三井金属エンジニアリングなども好反応をみせる
JSP<7942>(東1)は4日、上値を追って始まり、10時にかけて3690円(70円高)をつけて2000年以降の高値を更新した。断熱緩衝材など樹脂発泡剤の大手で、日本の「重力波」観測施設「KAGRA(かぐら)」関連銘柄として注目され、3日、2017年のノーベル物理学賞に「重力波」を世界で始めて観測した米国の科学者が選ばれたため材料視されているようだ。
「重力波」関連銘柄としては、シグマ光機<7713>(JQS)が朝方に一時16%高の1930円(268円高)まで買われ、10時にかけては5%高。三井金属エンジニアリング<1737>(東2)は一時2%高の1330円(22円高)まで上げ、三菱電機<6503>(東1)は一時1.5%高の1792.5円(26.0円高)など、ソコソコ好反応をみせている。鹿島建設(1812)、住友重機械工業(6302)、東芝(6502)、富士通(6702)、興研(7963)なども関連株として注目されている。(HC)