ホンダは「生産体制の進化」期待され反発するが昨日の高値を抜くか注目集まる

ホンダ HONDA 7267

■埼玉製作所の2工場を1工場にまとめる方針など打ち出す

 ホンダ<7267>(東1)は5日、反発して始まり、取引開始後に3410.0円(40.0円高)をつけた。4日、「日本の四輪車生産体制を進化」と発表し、埼玉製作所では「電動化など新技術への生産対応のため、狭山と寄居の完成車工場を、最新の生産技術が備わる寄居完成車工場に集約」とするなど、埼玉の2工場を1工場にまとめる方針を打ち出し、再編効果などが期待されている。

 昨4日の株価は、朝3414.0円まで上げて戻り高値に進んだが、午後は軟調に転換して大引けは3370円だった。4日朝の高値を上回ってくれば、生産体制の「進化」が本格的に評価される証拠になると注目されている。(HC) 

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