【株式市場】NY株式に高値警戒感が言われ日経平均は強もみ合いにとどまりTOPIXは小安い

株式

◆日経平均の前引けは2万633円07銭(6円41銭高)、TOPIXは1663.42ポイント(1.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億1433万株

チャート15 5日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの3日連続最高値が小幅高だったため高値警戒感が言われ、自動車株などは高安混在になり、材料株物色の展開になった。日経平均は朝方の40円81銭高(2万667円47銭)を上値に小動きを続け、前引けは6円41銭高(2万633円07銭)となった。TOPIXは小安く、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 日本水産<1332>(東1)や飼料メーカーのフィード・ワン<2060>(東1)がクロマグロ完全養殖への期待などで活況高となり、アサヒグループホールディングス<2502>(東1)などのビール3銘柄が値上げ効果や波及期待などから活況高。アサツーDK<9747>(東1)は大株主がTOBに反対と伝わり思惑高。

 【3銘柄が上場】
 5日、新規上場となったMS&Consulting((エムエス・アンド・コンサルティング)<6555>(東マ・売買単位100株)は9時3分に公開価格1280円を2.3%下回る1250円で初値が付いた。その後1370円まで上げ、前引けは1240円。

 ウェルビー<6556>(東マ・売買単位100株)は9時49分に公開価格を28%上回る3305円で初値がつき、あと3435円まで上げて前引けは3000円。

 大阪油化工業<4124>(JQS・売買単位100株)は11時6分に公開価格1860円を67%上回る3100円で初値がつき、3600円まで上げて前引けは3485円。

 東証1部の出来高概算は7億1433万株、売買代金は9754億円。1部上場2030銘柄のうち、値上がり銘柄数は674銘柄、値下がり銘柄数は1228銘柄となった。(HC)

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