【株式市場】神戸鋼はストップ安だが全般に次第高となり日経平均は一時89円高まで上げ選挙政策関連株も高い

株式

◆日経平均の前引けは2万769円77銭(79円06銭高)、TOPIXは1690.41ポイント(3.25ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億5396万株

チャート11 10日(火)前場の東京株式市場は、早朝までの円高基調が次第に鈍化したため、トヨタ自動車<7203>(東1)が小高く始まった後一段高になるなど、全般に次第高となった。日経平均は小安く始まったが、9時30分前には堅調に転換し、10時過ぎに89円38銭高(2万780円09銭)まで上げて2015年8月以来の高値を2日続けて更新。前引けも79円06銭高(2万769円77銭)となった東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 神戸製鋼所<5406>(東1)はアルミ製品のデータ不正問題のためストップ安売り気配。一方、日本軽金属ホールディングス<5703>(東1)などは活況高。衆院選の公示を受けて子育て関連のJPホールディングス<2749>(東1)大成建設<1801>(東1)などが上げ、パシフィックネット<3021>(東2)はモバイルワーク新サービスを好感してストップ高。プリント配線板の大手、京写<6837>(JQS)は好業績評価が再燃し「EV(電気自動車)」関連株人気にも乗り一時ストップ高。PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)<3993>(東マ)は経済学と行動心理学を融合させた「行動経済学」を究めた米シカゴ大学教授のノーベル賞受賞も材料視されて連日高値。

 東証1部の出来高概算は7億5396万株、売買代金は1兆2261億円。1部上場2030銘柄のうち、値上がり銘柄数は1234銘柄、値下がり銘柄数は687銘柄となった。(HC)

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