ファーストコーポレーションの第1四半期は完成工事高が端境期にあたることなどで減収減益だが、ほぼ計画通りの進捗
- 2017/10/10 17:58
- 決算発表記事情報
■5月期業績予想は大幅増収増益
ファーストコーポレーション<1430>(東1)は10日、17年5月期第1四半期業績(非連結)を発表した。
業績は、売上高が47億33百万円(前年同期比40.8%減)、営業利益が4億10百万円(同39.1%減)、経常利益が4億8百万円(同38.9%減)、四半期純利益が2億78百万円(同40.0%減)だった。
要因としては、完成工事高が端境期にあたるため減少したことに加えて、不動産売り上げで前年同期にスポットで42億86百万円の土地売却があったことなどが挙げられる。ただし、対計画比としてはほぼ計画通りの進捗としている。
なお、18年5月期通期業績予想は、従来見通しを据え置き、売上高276億67百万円(前期比32.1%増)、営業利益24億42百万円(同17.7%増)、経常利益が23億92百万円(同18.8%増)、純利益16億53百万円(同17.0%増)としている。
同社は、東京圏(1都3県)の分譲マンション建設に特化したゼネコンである。造中方式による大手マンション・デベロッパーからの特命受注と高利益率、そして品質へのこだわりによる安心・安全なマンション供給を特徴としている。