マネーフォワードが大きく反発、13日の四半期決算発表などに期待する様子

株式市場 IPO 鐘

■一時下押したことで当面の売り注文は一巡したとの見方も

 自動家計簿アプリなどのマネーフォワード<3994>(東マ)は11日、大きく反発し、11時を過ぎて9%高の3035円(244円高)まで上げて出直りを強めている。10日まで5日続落模様となってきたが、10月13日に第3四半期の決算発表と説明会を予定し、期待が強まってきたとの見方が出ている。

 9月29日に新規上場となった。自動家計簿サービス「マネーフォワード」や自動貯金アプリ「しらたま」(知らずに貯まる)、「MFクラウド会計・確定申告」などで知られ、会社発表の2017年11月期の業績予想(連結)は、売上高が26億8100万円(前期は単独決算で12億200万円)、純利益は10億1400万円の赤字(同6億8300万円の赤字)。

 公開価格は1550円で、初値は公開価格を93%上回る3000円、その後の高値は3425円と好スタートをきった。10月10日にかけて一時2692円まで下押したことで、当面の売り注文は一巡したとの見方が出ている。(HC)

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