レイの第2四半期は順調に推移し、増収大幅増益

■TVCM部門は、引き続き好調に推移

 キャンペーン、イベントなどのセールスプロモーションの企画制作を行うレイ<4317>(JQS)の第2四半期は、前期あった大型プロジェクトの頓挫もなく順調に推移したことで、増収大幅増益となった。

 今期18年2月期第2四半期連結業績は、売上高55億56百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益1億87百万円(前年同期△1億06百万円)、経常利益1億85百万円(同△88百万円)、純利益1億36百万円(同△94百万円)であった。

 SP(セールスプロモーション)・イベント部門は、受注が芳しくなく、秋のイベント・展示会等が多く開催される時期以降の受注案件が多いため、第2四半期の業績は低調であった。また、TVCM部門は、引き続き好調に推移し、業績も好調に推移した。

 映像機器レンタル部門は、季節要因等により低迷する傾向があり、秋のイベント・展示会等が多く開催される時期以降の受注が多いこともあり、低調であった。ポストプロダクション部門は、編集スタジオの稼動は堅調であり、受注・価格競争の影響による受注単価の改善は難しい状況だが、業績は堅調に推移した。

 今期通期連結業績予想は、売上高120億円(前期比6.1%増)、営業利益4億40百万円(同21.1%増)、経常利益4億円(同13.1%増)、純利益2億80百万円(同28.6%増)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る