トレジャー・ファクトリーが上値を追い第2四半期の業績動向を見直す
- 2017/10/16 09:40
- 株式投資ニュース
■売上高29%増に対し営業利益は55%減少したが上期の出店数を計画比8割増加
トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は16日、一段高で始まり、取引開始後に8%高の939円(67円高)まで上げて年初来の高値を更新した。11日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2017年3~8月累計)を発表し、翌日の取引時間中に一時6%安まで下押ず場面があったが、大引けはほとんど回復。その後は底堅い相場が続き、週明けは業績動向が再評価されたとの見方が出ている。
第2四半期の連結決算(2017年3~8月累計)は、既存店の売上げ回復などにより、連結売上高は前年同期比29%も増加して77.2億円となった。一方、営業利益は同55%減となった。しかし、この減益の要因は、上期の出店数を当初計画の5店舗から4店舗上積みして9店舗出店したことなどが要因とし、2月通期の業績見通しは各利益とも2ケタの増収増益を据え置いた。(HC)