島忠は2015年以来の高値、自社株買いや今期の増益見通しなど好感

株式市場 銘柄

■今期の純利益の見通しはは19.8%の増加を見込む

 島忠<8184>(東1)は16日、飛び出すように上値を追って始まり、取引開始後に8%高の3210円(220円高)まで上げて2015年7月以来の高値に進んだ。13日の取引終了後、2017年8月期の決算(非連結)と自己株式の取得(自社株買い)を発表。買い優勢となった。

 自社株買いは、取得上限株数200万株(保有自己株式を除く発行済み株式総数の4.3%)、上限金額60億円、取得期間は2017年10月16日から18年2月28日。

 また、17年8月期の業績は、売上高に相当する営業収益が前期比5.9%減少し、各利益とも減益になったが、今期・18年8月期の見通しは増収増益に転換する見込みとし、営業収益は0.9%増の1473.38億円、営業利益は5.3%増加して103.19億円、純利益は19.8%増加して75.22億円、1株利益は158円75銭とした。(HC)

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