住友金属鉱山が2008年以来の高値、非鉄市況高や円安など材料視
- 2017/10/17 09:44
- 株式投資ニュース
■神戸鋼のデータ不正問題を受け銅製品の代替需要に思惑も
住友金属鉱山<5713>(東1)は17日、上値を追って始まり、取引開始後に6%高の4212円(238円高)まで上げて2008年以来の高値に進んだ。中東情勢などを受けて原油や非鉄金属の国際市況が強含んでいる上、神戸製鋼所<5406>(東1)のアルミ、銅製品のデータ不正問題を受けて銅製品の代替需要を期待する様子もある。為替の円安も追い風要因。業績が拡大基調のため、期待や思惑も株価押し上げ材料になりやすいようだ。
ここ2ヵ月近くは3000円台後半で上値が抑えられてきたが、このもみ合いを抜け出して4000円台に進んだため値動きが軽快になる可能性が言われている。(HC)