【株式市場】北朝鮮情勢などに警戒感あるが景気敏感株など強く日経平均は11日続伸し連日高値を更新

株式

◆日経平均の終値は2万1336円12銭(80円56銭高)、TOPIXは1723.37ポイント(4.19ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億9364万株

チャート1 17日後場の東京株式市場は、引き続き米国株の最高値などを受けて自動車株や電気・精密株などが強さを保ち、古河電気工業<5801>(東1)は一段ジリ高。景気敏感の鉄鋼株なども高いため、日経平均は前引けの2万1260円89銭(5円33銭高)から再び上値を指向する動きを見せた。大引けも堅調で11日続伸し、1996年以来の高値を連日更新。東証2部指数も高く、前場は軟調だった日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)が一段と強含み、11日に発表した四半期業績を見直す動きとされて高値を更新。クラウドワークス<3900>(東マ)は9月決算への期待が再燃とされて続伸。重松製作所<7980>(JQS)は日韓合同演習と北朝鮮の動向や九州・新燃岳の噴火による降灰対策などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は15億9364万株(前引けは8億1811万株)、売買代金は2兆5532億円(同1兆2191億円)。1部上場2031銘柄のうち、値上がり銘柄数は971(同753)銘柄、値下がり銘柄数は931(同1161)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、非鉄金属、機械、化学、輸送用機器、ゴム製品、保険、医薬品、電気機器、繊維製品、卸売り、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る