東亜ディーケーケーが2000年以降の高値、業績見通しを増額修正

株式市場 銘柄

■国内好調で医療関連機器の受注増もあり海外は予想を上回る

 東亜ディーケーケー<6848>(東1)は18日、飛び出すように上げて始まり、取引開始後に901円(91円高)まで上げて2000年以降の高値を更新した。17日の取引終了後、第2四半期の業績見通し(2017年4~9月累計、連結)を全体に増額修正し、注目が強まった。

 17年4~9月は、国内で主力の環境・プロセス機器の販売が好調に推移し、また医療関連機器の受注が増加し、海外は予想を上回る見込みになった。営業利益は従来予想を28%引き上げて5.48億円の見込み(前年同期日では51.8%の増加)とし、純利益は同じく43%引き上げて3.58億円の見込み(53.0%の増加)とした。通期予想は未確定要素が多いことなどを要因に据え置いたが、中国では大気汚染対策などの環境気勢が強化される見通しのため、事業環境は明るいとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1.  暖房機器、除雪商品などを展開し割安放置が目立つセクターにホームセンター株がある。PBRが1倍を割…
  2. ■背広の売れ行きが映す街角の景気シグナル  街角の景気実感を分析し、景気実態を明らかにする経済指標…
  3. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  4. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る