アイネットが2000年に入っての高値を更新、米エヌビディア社の最新製品など好感

株式市場 銘柄

■従来は高価だったアプリケーションの実行環境をクラウドサービスでと発表

 アイネット<9600>(東1)は18日の後場寄り後に12%高の1837円(202円高)まで上げ、2000年に入ってからの高値を大きく更新している。18日付で、米NVIDIA(エヌビディア)社の仮想GPUソリューションを採用した最新のクラウドサービスを提供開始と発表し、注目が集中した。連続最高益の見込みのため、株価は好材料に反応しやすいとされ、今回の急伸に乗り遅れてもチャンスはまだまだ来ると注目する様子がある。

 NVIDIA(エヌビディア)は、AI(人工知能)やディープラーニング(深層学習)などを可能にしたGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の開発などの世界的大手。発表では、この新製品によって、「従来は高価で高性能なワークステーションやハイパフォーマンスコンピューティングが必要であったCADや3Dコンピュータグラフィックス、BIM・CIM、ドローン3D測量、ドローン4K映像処理・表示といったアプリケーションの実行環境をVDIクラウドサービスで提供することができる」とした。(HC)

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