【株式市場】主力株など交互高となり日経平均は高値警戒感を押しのけ12日続伸

株式

◆日経平均の終値は2万1363円05銭(26円93銭高)、TOPIXは1724.64ポイント(1.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億5776万株

チャート1 18日後場の東京株式市場は、好業績の見込める銘柄や材料株への買いが根強い印象で、前場上げたブリヂストン<5108>(東1)が上げ一服商状になるとアステラス製薬<4503>(東1)が一段ジリ高になるなど、主力株を中心に交互高の様相を見せた。日経平均は本日も高ければ12日続伸になり、1949年に取引所が再開されてからの最長の連騰記録14日続伸(1960年末から61年初にかけて)に迫るため高値警戒感があるようで、指数先物の売りを受けて14時過ぎに一時18円45銭安(2万1317円67銭)まで軟化する場面があったが、大引けにかけては切り返して12日続伸。1996年以来の高値を連日更新した。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均は安い。

 後場は、松屋<8237>(東1)セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が上期の業績を見直す動きとされて一段とジリ高になり、アクセルマーク<3624>(東マ)は新作ゲームに期待とされて活況高。田中化学研究所<4080>(JQS)はEV(電気自動車)用の電池が材料視されて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は13億5776万株(前引けは6億7109万株)、売買代金は2兆2841億円(同1兆711億円)。1部上場2031銘柄のうち、値上がり銘柄数は717(同660)銘柄、値下がり銘柄数は1226(同1277)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、医薬品、陸運、石油・石炭、ゴム製品、輸送用機器、鉱業、精密機器、小売り、食料品、情報・通信、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る