【株式市場】日経平均は朝安の後持ち直し大型買収の旭化成など材料株が強い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8490円02(23円10銭高)、TOPIXは1502.40ポイント(0.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7386万株

チャート11 24日前場の東京株式市場は、円安基調が一服したため模様ながめ気分はありましたが、トヨタ自動車<7203>(東1)は朝方の軟調相場から次第に持ち直して前引けは小高くなるなど、主力株の底堅さが目立ちました。日経平均は朝方の38円94銭安(1万8427円98銭)を下値に回復し、一時32円20銭高(1万8497円12銭)まで上げました。

 社長交代を発表したホンダ<7267>(東1)は軟調でしたが、リチウムイオン電池セパレーターの世界的大手の買収を発表した旭化成<3407>(東1)は高値を更新し、人工関節事業会社の買収を発表した帝人<3401>(東1)もしっかり。また、2月の月次動向が好感されてジーンズメイト<7448>(東1)が急伸しました。上場2日目のシリコンスタジオ<3907>(東マ、売買単位100株)は一時3000円高のストップ高まで急伸し、前引けは1万3920円(2520円高)となりました。

 東証1部の出来高概算は10億7386万株、売買代金は1兆668億円。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は1039銘柄、値下がり銘柄数は680銘柄でした。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は15業種となり、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、鉄鋼、情報・通信、非鉄金属、石油・石炭、金属製品、証券・商品先物、機械、などです。

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