【株式市場】NYダウの大幅続伸など好感され日経平均は140円高となり13日続伸基調

株式

◆日経平均の前引けは2万1503円85銭(140円80銭高)、TOPIXは1733.63ポイント(8.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億9455万株

チャート1 19日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅続伸160ドル高などが好感され、北米景気関連株が幅広く上げた。また、株高による運用益拡大の期待などから東京海上ホールディングス<8766>(東1)などの保険株や証券、銀行株も上げ、資産効果拡大の期待から三井不動産<8801>(東1)などの不増産株も高くなり、日経平均は前引けにかけて140円80銭高(2万1503円85銭)まで上げ、この値で高値引けとなった。13日続伸基調になり、1996年以来の2万1500円台。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。 

 終値でも13日続伸となれば、1988年2月の13連騰に並び、1949年の東証再開後の連騰記録2位に並ぶ。1位は14連騰(1960年12月21日から61年1月11日)。

 大前研一氏が率いるビジネス・ブレークスルー<2464>(東1)が大幅続伸し、語学幼稚園を展開するため幼児教育の無償化などの政策に乗るとされて再び人気化。バリューゴルフ<3931>(東マ)は10月締めの第3四半期好調との見方で活況高。セゾン情報システムズ<9640>(JQS)は業績見通しの増額修正が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億9455万株、売買代金は1兆949億円。1部上場2031銘柄のうち、値上がり銘柄数は1051銘柄、値下がり銘柄数は839銘柄となった。(HC)

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