エムケー精工がストップ高、第2四半期の業績予想を大幅増額
- 2017/10/23 10:21
- 株式投資ニュース
■主力の門型洗車機が好調に推移しコストコントロール効果なども寄与
洗車機などのエムケー精工<5906>(JQS)は23日、買い気配のままストップ高の453円(80円高)に達し、10時現在まだ売買が成立していない。20日の取引終了後、第2四半期の累計連結業績(2017年3月21日から9月20日まで)の見通しを増額修正して発表し、営業、経常利益とも従来予想を78%増額したことなどが好感されている。
主力の門型洗車機が、昨年から続く政府補助金制度の効果やカーディーラーの積極的な投資などを受けて好調に推移し、生産高の増加による操業度差異やコストコントロールの徹底などにより従来予想を上回った。増額後の純利益の見通しは4.4億円。通期・18年3月期の見通しは不透明な要素があることを理由に据え置き、純利益は第1四半期決算発表の時点で3.5億円の見通し。すでに通期見通しを上回ったため、通期の業績についても期待は強いようだ。(HC)