【株式市場】NYダウ連続最高値や衆院選での与党勝利など材料視され連騰記録の更新が迫る

株式

■終値も高ければ15日続伸となり、東証再開以降最長の連騰記録に

◆日経平均の前引けは2万1658円25銭(200円61銭高)、TOPIXは1744.32ポイント(13.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億481万株

 23日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウの5日連続最高値や衆議院選での与党勝利などが材料視され、株価指数の先物主導で上値を追い、日経平均は250円高で始まったあとも上げ幅200円台で推移し、11時前には255円23銭高(2万1712円87円)まで上げた。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)が小安いなど、一部には利食い売り姿勢もあるようで、日経平均の前引けは200円61銭高(2万1658円25銭)となった。

 日経平均は15日続伸基調となった。終値でも高ければ、東証が1949年に取引再開となって以降、最長の連騰記録(14日続伸、1960年12月21日から61年1月11)を塗り替えて連騰1位になる。

 住友化学<4005>(東1)は電池部材事業に関する説明会があったと伝わり高値を更新。コロナ<5909>(東1)は業績見通しの増額などを材料に急伸。UUUM<3990>(東マ)は投信会社による大量保有が思惑視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は8億481万株、売買代金は1兆2766億円。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は1625銘柄、値下がり銘柄数は323銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る