ソラストは介護サービス事業の日本ケアリンクを子会社化
- 2017/10/24 18:37
- 株式投資ニュース
■関東圏での事業所数は178ヶ所から217ヶ所に
医療事務・介護・保育関連サービスを展開するソラスト<6197>(東1)は24日取引終了後、介護サービス事業の日本ケアリンク(東京都千代田区)の株式を取得し、11月30日付けで子会社化すると発表した。
ソラストは、経営ビジョンにおいて売上高1000億円の早期達成を掲げており、介護事業の拡大はそれを実現する手段として位置付けている。今回の株式取得によって、関東圏における同社の事業所数は、178ヶ所から217ヶ所に増加する。取得価格は、対象会社普通株式、アドバイザリー費用など含め概算額で20億15百万円。
また、同社は、介護事業の規模の拡大とともに「地域トータルケア」、すなわち年齢とともに顕在化する高齢者の様々なニーズに応えられる介護サービスを目指している。
一方、日本ケアリンクは、関東圏において認知症高齢者のための住まいであるグループホームや地域に密着した小規模多機能型居宅介護、有料老人ホーム等を運営している。これらの施設系を中心としたサービスとソラストが展開する在宅系サービスを有機的に結びつけることで、「地域トータルケア」の実現を図るとしている。
なお、ソラストは、2017年9月27日にベストケア株式会社の株式取得(10月末付で子会社化)を開示しており、この度の株式取得により、同社グループの事業拡大がさらに大きく進展する。