グリムスは第2四半期業績予想の修正を発表

株式市場 銘柄

■小売電気事業の収益性が当初予想を上回ったことから、大幅増益を見込む

 中小企業等に電力料金削減を提案するグリムス<3150>(JQS)は、第2四半期業績予想の修正を発表した。

 エネルギーコストソリューション事業で、業務用エアコン等のクロスセルが好調に推移したことに加え、小売電気事業の収益性が当初予想を上回ったことから、利益面での上方修正となった。

 18年3月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を33百万円下回る41億51百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は2億40百万円上回る5億56百万円(同95.09%増)、経常利益は1億95百万円上回る5億91百万円(同96.35%増)、純利益は1億66百万円上回る3億65百万円(同113.45%増)と利益面での上方修正により、大幅増益を見込む。

 通期連結業績予想は当初予想を据え置いている。

 ちなみに、今期18年3月期連結業績予想は、売上高90億円(前期比26.6%増)、営業利益8億30百万円(同10.4%増)、経常利益9億20百万円(同14.7%増)、純利益5億59百万円(同10.6%増)と最高益更新を見込んでいる。

 進捗率を前年同期と比較すると、売上高46.12%(前年同期52.6%)、営業利益67.0%(同37.9%)、経常利益64.24%(同37.53%)、純利益65.3%(同33.86%)と利益面で今期の進捗率が高いことから、上振れが予想される。

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