【銘柄フラッシュ】GMBなど急伸し防衛関連株も再び動き重松製作所は27%高

株式市場 銘柄

 26日は、東証1部の値上がり率1位がGMB<7214>(東1)となり、業績予想の増額などが好感されて朝からストップ高買い気配を続けて25.9%高。

 2位は宮越ホールディングス<6620>(東1)となり、特有の仕手性がある上、中国での不動産事業が活発なため「習近平体制」の継続が好感されたのではとの見方があり11時頃からストップ高の18.5%高に張り付いて推移。

 3位はLINE<3938>(東1)となり第3四半期の大幅増益などが好感されて大引けにかけて遂にストップ高に達し16.7%高。

 豊和工業<6203>(東1)は13.9%高となり、重松製作所<7980>(JQS)は26.6%高。北朝鮮の高官が、さきに同国の李容浩(リ・ヨンホ)外相が述べた太平洋上での水爆実験について、そのまま文字通り受け取るべきだと指摘したと伝えられて警戒感が強まり、防衛関連株が再び動いた。

 サンユウ<5697>(東2)はストップ高の17.9%高となり、神戸鋼のデータ不正問題を受けて棒鋼や鋼線に代替需要の思惑が言われて買い再燃し急反発。井村屋グループ<2209>(東2)は業績見通しの増額が好感され、冬のシーズン銘柄でもあり8.7%高と急伸。

 串カツ田中<3547>(東マ)は第3四半期決算と株式3分割が好感されてストップ高の17.9%高。メドレックス<4586>(東マ)は株式分売によって東証1部などを目指しやすくなるとの期待相場が再燃したとされて急反発しストップ高の15.8%高。上場2日目のシルバーライフ<9262>(東マ)は将来性などが言われて一時ストップ高の16.0%だかとなり大引けも14.4%高。

 ハウスコム<3275>(JQS)は前引け後に発表した第2四半期決算と株式分割、株主優待の導入が好感されて後場急伸し19.0%高と上場来の高値。RSC<4664>(JQS)は米トランプ大統領の来日にともなう警備、清掃などの特需の期待が言われてストップ高の17.9%高。アエリア<3758>(JQS)は自己株式の取得などが好感されて2.0%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る