小野薬品が戻り高値に迫る、業績見通しの大幅増額など好感

株式市場 銘柄

■「オプジーボ」のロイヤルティ収入が予想を上回る見込み

 小野薬品工業<4528>(東1)は27日、10時30分にかけて2662.5円(53.5円高)前後で推移し、10月23日につけた戻り高値2730.0円に迫っている。26日の取引終了後、業績見通しの増額修正を発表。第2四半期の連結営業利益の見通し(2017年4~9月累計)を従来予想の2倍に見直すなど、大幅に上ぶれる見通しとしたため注目が再燃している。

 17年4~9月累計の業績見通しは、がん免疫療法薬「オプジーボ点滴静注」に関するブリストル・マイヤーズ スクイブ社などからのロイヤルティ収入が当初予想を上回る見込みとなったことなどを要因に、売上高に当たる売上収益を1210億円(当初予想比85億円増、前年同期比では2.8%の増加)とし、営業利益は267億円(同じく135億円増、同11.4%減)とした。通期の業績予想については、現在精査中のため第2四半期連結決算発表時(17年11月6日の予定)に公表するとした。

 株価は17年9月の2185.0円を下値に回復を続けており、波状的に出直りを強めている。「オプジーボ」は超高額の新薬として何かと話題になるが、併用による効果拡大や海外での新薬承認が広がる印象があり、注目余地が大きいとの見方が出ている。(HC)

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