【話題】RSCがストップ高、トランプ大統領の来日を控え臨時警備など連想の見方

トランプ

■人材不足や価格競争あるが思惑や憶測が飛ぶ

 警備中堅のRSC(アール・エス・シー)<4664>(JQS)は27日、朝方から買い気配のまま2日連続ストップ高の760円(100円高)に張り付き、11時を過ぎてまだ売買が成立していない。会社側のニュース発表や証券会社による投資判断などは特段、見当たらないようで、米トランプ大統領が11月上旬に来日するため臨時警備の特需などを連想した動きではないかとの見方が出ている。

 同社の2017年3月期の決算短信を見ると、「臨時警備業務におきましては、人材の獲得不足ならびに価格競争により、業務の受注が大きく伸び悩みました」などとある。このため、人的警備は思いのほかコストがかかるようだが、トランプ大統領の来日は第1級の国家行事になるため憶測や思惑が飛びやすいようだ。(HC)

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